2011年9月30日金曜日

現在地をWeb上の位置情報サービスと地図ソフトに中継するスクリプト

Loc2Web.mscr

http://smallup.wpusers.net/src/wmsmall0363.zip.html

変更点
・ダウンロード先が不正になっていた問題を修正。
・履歴に無効なリンクが記録されていた問題を修正。

このスクリプトでできること

GPSToolPro.exe」または「naviClip.exe」で取得した「現在地の座標」を、様々なWebサービスやアプリケーションに中継します。

「世界測地系」と「日本測地系」の両方の「10進数表記」と「60進数表記(度分秒)」に対応しています。

1.現在地の緯度・経度をurlに埋め込んで表示するサービスを利用する
例:http://maps.google.co.jp/m?q=35.698449,139.77312
↑の数字部分を、現在地の座標にすることができます。

2.現在地をメールで送信する
現在地を表示する「Google Static Maps」のアドレスを、指定のメーラで送信します。

3.現在地を地図ソフトで表示する。
MobileGoogleMap」と「NaviComputer」で、現在地を表示します。GPSの補足が待てない場合にご利用ください。

4.現在地の天気予報を表示する。
MSNのローカル天気予報」と「JWezWM」で、現在地の天気予報を表示します。


以下、付属の「Loc2Web.txt」

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現在地を各種位置情報Webサービスで表示したりメールで送信するスクリプト

作成日:2011/08/28

更新日:2011/08/30
・度分秒が指定された場合、秒の値を「ss.sss」に。
・日本測地系に対応。
・幾つかWebサービスurlを追加。

更新日:2011/08/30
・Webサービス選択画面でcancelしてもキャンセルされないバグを修正。

更新日:2011/08/31
・初回起動時のブラウザ選択画面を追加。

更新日:2011/09/05
・GPSによる位置情報取得に対応。
・メール送信機能を追加。
・「Loc2Web.ini」設定用スクリプト(Loc2WebSetting.mscr)を同梱。

更新日:2011/09/06
・位置情報検索履歴を保存できるようにした。
・GPS使用時に「GPSToolPro」が非アクティブになったら取得失敗と判定するようにした。(すぐにやり直し可能になった)
・iniファイルのWebサービスurl末尾にブラウザのフルパスを記述すると、そのブラウザで開くようにした。(記述しなければデフォルト動作)

更新日:2011/09/08
・naviClip.exeによる位置情報取得に対応。(naviClip使用可能機種(WS003SH~WS020SH)のみ)

更新日:2011/09/11
・NaviComputerとモバイルGoogleMapに位置情報を送れるようにした。

更新日:2011/09/14
・JWezWMで現在地から一番近い場所の天気予報を表示できるようにした。
・現在地のMSNローカル天気予報を表示できるようにした。

更新日:2011/09/18
・Loc2WebSetting.mscrの、圧縮ファイルを正しく解凍できない不具合を修正

更新日:2011/09/30
・Loc2Web.mscrのダウンロード動作を見直して、使わないアプリはダウンロードしないように変更。
・履歴の保存動作を変更し、無効なリンクにならないよう修正。

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概要

「GPSToolPro.exe」もしくは「naviClip.exe」で取得した現在地を、あらかじめiniファイルに登録しておいた各種位置情報Webサービスのurlに埋め込んで、WEBブラウザで表示したりメールで送信したり地図ソフトで表示したり天気予報を表示したりします。
簡易変換により日本測地系のWebサービスも表示できます。
位置情報は「GPS」「3GのCellData」「PHSの基地局情報」から取得できますが、「PHSの基地局情報」は「naviClip.exe」が使用可能な機種でしか利用できませんので、事実上「3G」と「PHS」は排他使用となります。

「GPS」からの取得は他の方法に比べるとかなり時間がかかります。(一度現在地を掴んでホットスタートに出来れば一番速くなりますが)
時間と精度のどちらが重要かによって使い分けてください。

検索した位置情報はスクリプトフォルダに「年月.html」として保存することができます。

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設定

解凍してできたファイルを適当なフォルダに放り込んでください。

①スクリプトの挙動の設定

デフォルト動作から変更する場合は、「Loc2Web.ini」をエディタで開いて書き換えるか、「Loc2WebSetting.mscr」を実行してください。

②位置情報サービスの設定

デフォルトでは
・現在地をGoogleMapで表示する。
・mixiチェックインのマイスポット登録画面を表示する。
・mixiチェックインのリスト選択画面を表示する。
・ぐるなびの現在地周辺情報を表示する。
・ホットペッパーの情報を元に現在地周辺情報を表示する。
・じゃらんの情報を元に現在地周辺情報を表示する。
・地図羅モバイルの現在地周辺情報を表示する。
・取得した現在地をメールで送信する。
・取得した現在地をNaviComputerやGoogleMapMobileで表示する。
・取得した現在地の天気予報を表示する。
・取得した現在地から一番近い場所の天気予報をJWezWMで表示する。

…というサービスが登録されていますが、サービスを追加・変更・削除したい場合は「Loc2Web.ini」をエディタで開き、各設定項目を編集してください。

サービスを追加するときは、「Loc2Web.ini」の[Service]セクションに

[Service]
サービス名=サービスのurl[→ブラウザの実行ファイルのフルパス(任意)]

という形式で追加してください。
ブラウザを指定しない場合は、iniファイルで指定したブラウザで開きます。
例:GoogleMapをIEで開く場合
GoogleMap = http://maps.google.co.jp/maps?q=【lat】,【lon】→\Windows\iexplore.exe

緯度・経度は「10進数表記」と「度分秒表記」がありますので、利用するサービスがどちらを使用しているか確認して記述してください。
「10進数表記」なら【lat】【lon】
「度分秒表記」なら【緯度】【経度】
と表記すると、【】部分を座標に置換します。

デフォルトは世界測地系ですが、日本測地系で表示したい場合は【日lat】【日lon】【日緯度】【日経度】と記述してください。

「GPSToolPro.exe」と「naviClip.exe」を既に導入している場合は、実行ファイルのフルパスを「Loc2Web.ini」に記述しておいてください。
記述していない(空白のまま)と、スクリプトフォルダにダウンロードしようとしますので注意してください。

「GPSToolPro.exe」と「naviClip.exe」は事実上の排他使用ですが、現状スクリプトは両方要求してきますので、使わない方もインストールだけは行ってください。

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使い方

「Loc2Web.mscr」を実行してください。
iniファイルに設定した位置情報サービス一覧を表示しますので選択してください。

初回起動時には「GPSToolPro」等のダウンロードや使用するブラウザの選択を行います。

一度登録したブラウザを変更したい場合は、「Loc2Web.ini」をエディタで開き、[Application]セクションの
browser=
に、使用したいブラウザの実行ファイルのフルパスを記入するか、「Loc2WebSetting.mscr」を実行してください。

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注意事項

このスクリプトは位置情報を3G基地局のCellIDから取得しているので、「3GがOFF」あるいは「3Gの圏外」という状況では使用できないか、正しい座標が取得できません。
3Gが圏外の場合は、GPSから取得してください。(3Gが圏外で、PHSや無線LANが使える場所があるかわかりませんが)

度分秒を使用するWebサービスで、区切りが「.」でない場合は使用できません。(適宜改造してください)

灰鰤を使用していて、通常は「3GをOFF」にしている場合は、「wifictrl.exe」を利用して位置情報取得中だけ「3GをON」にできます。

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# 連絡先

作者名:るくす
サイト名:ひまスク(暇だったらスクリプト組むブログ)
サイトURL:http://freetimescript.blogspot.com/

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